増子病院総合診療科外来では、年齢を問わず診察・治療が必要となる患者さんのご相談を受けさせていただきます。
近年あまりにも専門化・細分化しすぎた医療環境の中で、「自分は何科に受診したら良いのだろうか?」という疑問や、医療機関に行きましたら「当院には専門医がいないので対応できません」と言われてしまったご経験をお持ちの方が少なくないと思われます。総合診療科ではそうした場合に、臓器や年齢にとらわれず、お話を聞かせて頂き、診察、診断/治療をし、必要があれば当日に臨床検査やCT、MRIといった検査を行う事ができます。尿検査、血液検査といった一般的な検査については1時間程度で結果をお出しすることができます。また、必要に応じて、より高度な医療が可能な医療施設や専門医をご紹介いたします。患者さんが安心して医療を受けられるお手伝いをするとお考えいただければと思います。
「不明熱」と総称されます。一般的に単純なウイルス性の感染の場合もありますが、結核などの感染やウイルス肝炎の可能性もあります。「風邪みたいな」症状が2週間以上続いた場合は検査をする必要があります。
もちろん、頚椎の異常(脊柱管狭窄症)の場合も多いのですが、神経炎やほかの疾患が隠れていることもあります。時に帯状疱疹の前駆症状の場合もあります。
背中が痛い場合は、単純な筋肉痛なら問題はないのですが、狭心症、心筋梗塞、大動脈解離といった心臓や大血管の病気から、胸椎や肺の病気までありますからやはり振り分け(トリアージ)が必要でしょう。
肩こりでは高血圧症の随伴症状であることもですが、意外に視力の問題(「眼鏡の度が合わない」「乱視が進んでいる」)、スマホを長時間使いすぎたことによる眼精疲労などのこともあります。
腰痛症は現代病、世の中には「腰痛を感じる人」は多いと思います。勿論、多くが運動器(腰椎や筋肉)の疾患が多いのですが、気をつけなければいけないのは内臓(肝臓、胆嚢、膵臓、胃、腸管や腎臓、尿管、膀胱にくわえて婦人科の子宮や卵巣)の疾患も腰痛の原因となることがあります。また、大血管に動脈瘤があると初期には腰痛を生じることもありますのでご注意下さい。
一般に「お腹が痛い」=胃や腸の病気と考えられることも多いのですが、前述の内臓疾患の場合もあります。また、単純に不眠やストレスによる自律神経失調による症状の場合も少なくありません。「胃が痛い」は専門的には上腹部痛又は心窩部痛で原因は胃を含む腸の病気以外に肝・胆のう・すい臓や心臓の場合もあります。
いわゆる「痔」がおおいのですが大腸炎や直腸癌の場合もありますので注意が必要です。
単純な便秘であれば「下剤」でだいじょうぶですが原因を確かめてから処方を受けるのが安全です。
これもなかなか難しいのですが目=眼科ではございません。耳鼻科的な疾患や脳神経の疾患も念頭に置かねばなりません。
このほかには皮膚の疾患やお子さんの異常についても相談に乗らせていただきます。お気軽にご利用下さい。
資格:日本小児外科学会 指導医
日本外科学会 専門医・指導医
日本消化器外科学会 指導医
「大きな病院にいきなりは?」と思われたような際に、ご相談いただければ短時間で対応させていただきます。お電話いただいてもご相談に乗らせていただけます。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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9:00~ 12:00 |
橋本 俊 (総合診療+ 小児外科) |
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村尾大翔 | 橋本 俊 (総合診療+ 小児外科) |
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