診療のご案内

月曜日から金曜日、毎日外来を行っています。
一般皮膚科領域では、透析患者さんの痒みの治療をはじめ、老人性の乾燥による湿疹、慢性痒疹、白斑、蕁麻疹、尋常性乾癬、掌蹠膿疱症、尋常性ざ瘡、皮膚潰瘍、褥瘡、足白癬、爪白癬、帯状疱疹など幅広く治療を行っています。
皮膚アレルギー領域では、アトピー性皮膚炎、接触皮膚炎、薬疹などの診断、治療、生活指導を行っています。

皮膚アレルギーに関しては、血液検査と皮膚検査（プリックテスト、４８時間クローズドパッチテストなど）を行い診断します。
尋常性乾癬、掌蹠膿疱症、アトピー性皮膚炎、白斑、透析患者さんの痒みに対し、紫外線療法を行います。

透析患者さんの痒みには、選択的オピオイドκ（カッパ）受容体作動薬や抗ヒスタミン薬などの内服の他、皮膚の症状から保湿剤と副腎皮質ステロイド外用を組み合わせ、症例によっては紫外線療法を併用し、入浴方法などの日常生活指導をします。
接触皮膚炎患者さんは原因の検索と、代替品の紹介を行います。アトピー性皮膚炎患者さんは、抗アレルギー薬内服、副腎ステロイド外用、保湿薬外用を基本とし、ジファミラスト、デルゴシチニブ、タクロリムス水和物、紫外線療法を行うこともあります。重症例にはシクロスポリン、ネモリズマブ、デュプルマブの投与を検討します。蕁麻疹患者さんには抗ヒスタミン薬内服を基本とし重症例にはオマリズマブ、デュプルマブの投与を検討します。

皮膚アレルギー： アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、薬疹、 接触皮膚炎（化粧品、日用品、植物、外用剤、職業性、金属かぶれ）、ラテックスアレルギー、可逆剤アレルギー
美容： 肝斑（頬の淡いしみ）、老人性色素斑（丸い濃いしみ）、尋常性ざ瘡（ニキビ）、あざ
職業による皮膚障害： 接触皮膚炎、化学物質過敏症
透析による皮膚病：皮脂減少性湿疹（かさかさ肌）、皮膚そう痒症（かゆみ）、接触皮膚炎
皮膚腫瘍
小児の皮膚病： アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、小児乾燥型湿疹、乳児湿疹
乾癬

杉浦真理子（すぎうら まりこ）

杉浦啓二（すぎうら けいじ）