私たち看護職は、患者さんとその家族の皆さんの最も身近にいる存在です。
痛みや不安に対するケアはもちろんのこと、安全で良質な医療が受けられるよう、あらゆる配慮をすることが要求されます。同じ病気、同じ症状であっても一人ひとりが異なっており、個別性が存在します。看護には、ゴールがなく毎日が自己研鑽の連続です。
当院の看護職は、看護のプロとして患者さん一人ひとりに対し、最も適した看護ケアは何か?ということを看護チーム全体で常に考え実践しています。
また、看護師は「チーム医療におけるキーパーソン」であると言われています。
医師をリーダーとするチーム医療において、看護職の役割は重要です。
新卒看護師からベテラン看護師までさまざまなキャリアを持った看護職が、それぞれのできることと役割をしっかり認識し、患者さんとその家族、地域の皆さんに満足していただける医療、看護を提供していきます。
当院看護部では、病棟・透析室ともに実労働7時間勤務を基本としています
病棟 :変則2交替制 ※カッコ内は実労働時間
早出 | 7:00~15:00(7h) |
---|---|
日勤 | 9:00~17:00(7h) |
遅出 | 13:00~21:00(7h) |
長日勤 | 9:00~21:00(11h) |
夜勤 | 20:30~9:30(11h)※ |
※夜勤は11hの実労働で2勤務として扱います
透析室:日勤・昼勤・夜勤の3シフト ※カッコ内は実労働時間
日勤帯 | 8:00~16:00(7h) 8:30~16:30(7h) 9:00~17:00(7h) |
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午後帯 | 13:00~21:00(7h) |
準夜勤 | 15:00~23:00(7h) |
長日勤 | 9:00~21:00(11h) |
夜勤 | 20:00~8:00(10h)※ |
※オーバーナイト透析対応、2勤務として扱います
各種学会学術集会などに積極的に参加しています。看護部からの発表演題は年間5~10件で、発表前には医師、他職種を交え院内予演会を行うなど、バックアップ体制を整えています。
日本看護協会が主催する「労働と看護の質向上のためのデータベース(DiNQL)事業」等に参加しています。当院の強みや課題を分析し、より働きやすい職場環境へ向けた取り組みを行うため、全国の参加病院から集約される各種データ数値を活用しています。
<2024年度 データ例> 日本看護協会DiNQLデータベース(※全国538病院比較)
● 1か月あたり平均時間外労働について
増子記念病院病棟看護職員 | 全国平均値 ※ |
10.9時間 | 7.2時間 |
● 平均年齢について
増子記念病院病棟看護職員 | 全国平均値 ※ |
31.9歳 | 35.9歳 |
● 身体的拘束の患者割合について
増子記念病院 | 全国平均値 ※ |
8.4% | 10.3% |
<2024年データ> 日本看護協会 病院看護実態調査
● 看護職員の離職率について
増子記念病院看護部 | 医療法人全体 |
13.6% | 14.4% |
看護部スタッフ全体が集まり、研究発表会を開催しています。
発表者が舞台に立ち、それぞれ取り組みの内容についての発表や、実績の報告を行い、全体でディスカッションを行います。定期的にこのような機会を設けることで、知識やスキルの向上や、モチベーションのアップを図っています。また、外部から講師を招いて、講演形式で行う機会もあります。
4月の始めに新入職員が一堂に集まり入社式が行われます。
新入職員はそのまま3日間の新入職員研修を受講します。
また、1月には病院独自の成人式が行われ、成人を迎える看護スタッフが気持ちを新たに、これからの成長へ向けて決意の宣誓をします。