当院では2013年3月に1名の患者さんから開始して、2023年4月現在では76名の方がオーバーナイト透析を行っています。
2023年の日本透析医学会の統計調査では透析を7.0時間以上行っている患者さんの数は1213名でした。(日中の長時間透析も含まれています。)
当院は、最も多くの患者さんがオーバーナイト透析を利用している施設の一つです。
透析患者の生命予後に大きく影響する指標です。オーバーナイト透析で大きく改善しました。
貧血の治療薬です。オーバーナイト透析に移行する事により大幅に減量されました。
オーバーナイト透析移行によりリン吸着剤を使用しなくても血清リン値が良好に管理できるようになりました。
オーバーナイト透析では夜間(睡眠)の時間を利用して透析を行うため、日中の活動に支障をきたさずに透析治療を受けることが可能です。
更に、長時間(6~8時間)の透析を行うことによりさまざまな効果が期待できます。
「社会的適応基準」
「医学的適応基準」
※適応基準(年齢以外の)については、深夜長時間透析へ移行後も適応基準から外れた場合は、離脱の対象となります。
通常、オーバーナイト透析移行に際し、2ヶ月程度要する場合がありますのでご了承ください。
20:30 | 入室 シャワー室をご用意しています。譲り合ってご使用ください。 食事をされる方は、待合室またはベッド上でお願いします。 入室が22:00を超える場合は、事前にご連絡ください。 |
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21:30 | 透析開始 透析中は抜針センサーを使用します。(ニプロ社製見針絆®) |
0:00 | 消灯 就寝中は変化がなければ、血圧測定は行わず1時間毎に巡視を行います。 |
5:30 | 透析終了 |
6:00~7:30 | 退室時間 |